AUBO協働ロボットと2丁ガンヘッドによる金型用離型剤スプレーロボット
AUBO協働ロボットとANEST-IWATA製2丁ガンのスプレーヘッドで、金型表面へ離型剤を自動塗布します。

PM-Vinaが設計・統合してきたロボットソリューションの中でも、金型用離型剤スプレーロボットは代表的な事例です。AUBO協働ロボットがANEST-IWATA製スプレーガン2丁を備えたスプレーヘッドを搭載し、金型表面へ離型剤を自動で塗布します。
課題:金型への離型剤塗布
金型を用いる製造では、製品が金型から離れやすくなるよう、金型表面に離型剤を吹き付けます。この作業は絶えず繰り返され、手作業では塗布の状態が作業者に大きく左右されます。本プロジェクトの目的は、ロボットとスプレーシステムによってこの工程を自動化することでした。
PM-Vinaのソリューション
PM-Vinaはロボットとスプレーシステムを統合し、金型への離型剤塗布工程を自動化しました。すべてのロボットソリューションと同様に、ロボットを生産工程に導入するための機構と周辺システム(エンドエフェクタ、治具、制御プログラム)を設計しています。主な構成は次のとおりです。
- AUBO協働ロボット:スプレーヘッドを搭載し、プログラムされた軌跡で動作します。
- ANEST-IWATA製スプレーガン2丁のスプレーヘッド:1つのツールに2丁を並べて配置。
- 吹付距離 150~250 mm、吹付幅 112~115 mm。

2丁ガンのスプレーヘッド
スプレーヘッドは2丁のスプレーガン(Gun 1・Gun 2)を使用する設計です。吹付距離150~250 mm、吹付幅112~115 mmで、ロボットがプログラムに沿ってヘッドを動かし、毎回同じ方法で金型表面に塗布します。

協働ロボットを選ぶ理由
協働ロボットは人の近くで作業できるよう設計されており、コンパクトで軌跡の再プログラムも容易です。金型ごとの形状に合わせて吹付経路を調整する必要がある塗布工程に適しています。PM-Vinaは、ほかの生産工程にもAUBO協働ロボットを導入しています。
導入までの流れ
本プロジェクトは、PM-Vinaの一貫したプロセスで進めました。
- 設計:プロセスコンセプト図をもとに、工程分析とソリューション設計を行います。
- 製造:自社工場で部品を加工します。
- 組立:機械組立と仕上げ。
- 試運転:工場での試運転と調整。
- 納品:お客様工場での設置、微調整、引き渡し、運用サポート。

PM-Vinaのロボットソリューションの一つとして
金型スプレーロボットは、PM-Vinaのロボットソリューションの一つです。ほかにも、2つのツールで部品の位置合わせ・ピッキングを行うSCARAロボット、ハンドアイキャリブレーションでテープを貼り付ける6軸ロボット、コンベヤからトレイへスマートフォン画面を移載するロボット、機種ごとに洗濯機ラベルを検査するロボット、AGVなどがあります。各システムは当社工場で試運転した後、お客様工場で設置・調整・引き渡しを行います。
事例ページ金型用離型剤スプレーロボットもご覧ください。お客様情報、詳細仕様、稼働実績はご要望に応じてご案内します。
自動化したい塗布・ピッキング・検査工程はありますか?見積依頼をお送りいただければ、PM-Vinaが現地調査のうえ最適なソリューションをご提案します。